いつも当店ご利用誠に有難うございます。

本日は紳士靴の革底修理をご紹介致します。

靴底が革で作られている靴は履けば履くほど
自分の足に馴染んできて履きやすくなってきます。

そのような変化が楽しめるために革底の靴は
いまも人気ですね。

ブーツなどごついラバーの靴底を使用してる靴でも
中底には通常の靴より厚さのある本革を使用していて
ユーザーの足に馴染んで履きやすくなるような工夫が
されております。

革底は雨が苦手

足なじみがとても良い革底ですが
苦手とする事が一つありまして
雨の日がとても苦手なんです。

革は濡れて水分を含みますと
とても柔らかい状態になり
路面の摩擦にとても弱くなります。

気づいたら靴底に穴があいていてしまった
なんて事になります。

靴底に穴が開いてしまった場合の修理方法は

1:ラバーのシートを貼る

2:オールソール(全底交換)

3:革底半分だけ交換

の3種類あります。

今回は3番目の革底半分だけ交換する方法で修理します。

【革底修理】修理前・修理後

修理前

革底修理前

修理後

革底修理後

靴底の半分を新しい本革で貼り替えました。

靴底は修理前と同じように縫って
剥がれてこないようにします。

かかとは革とラバーのコンビネーション
素材で交換しました。

足に馴染んだ履きやすい靴をまた快適に
お履き頂けます。

革製品は本当に長く使う事ができ
相棒のようになってきますね。

そのような大切な靴の修理を任せて頂ける事に
本当に感謝しております。

今回ご利用下さいましたお客様
誠に有難うございました。